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2024年秋季講演会

~“家族という困難”を考える~

 日本自殺総合対策学会では、自殺対策の具体的な取り組みの他、自殺対策に資する学術成果・政策動向等を共有することを目的とし、政策研究会・秋季講演会を開催しています。今回は「2024年秋季講演会~“家族という困難”を考える~」をテーマとし、秋季講演会を開催します。

 庇護の象徴ともいえる家族であるが、まさにその家族との確執によって孤立し、心の健康を蝕まれていく人たちが少なからず存在する現実から目を背けるわけにはいきません。また、たとえ親密な関係にあっても、過干渉や過保護といった共依存には周囲はもとより当事者が自覚しづらいという側面があり、問題が複雑化する傾向にあります。

 本講演会では敢えて、こうしたリスクが潜在する“家族という困難”に焦点を置き、機微なテーマであるゆえに対応が遅れがちであったこの問題にいかに取り組むべきか、学術研究や現場での活動から見えてきた課題について論じ合う場としたいと考えています。


開催概要

日時 2024年11月27日(水)14:00~16:00
開催方法 Zoomウェビナー
参加対象 会員および非会員(自殺対策に関心のある方)
参加費

無料(会員・非会員)

※発表資料(PDF版)は会員および参加者全員に共有予定です。ただし、事後の動画につきましては会員の方へのみ共有を予定しています。事後の動画視聴を希望する場合は、本学会への入会をお願い致します。(年会費:3,000円)

定員 450名
申込方法

申し込みフォーム:https://forms.gle/mpcYLNHp73NuxL5H6

※会員の方は申し込み不要です。視聴用URLを会員全員に開催前日までにお送りします。

申込期限 2024年11月24日(日)
プログラム

14:00~14:05:開会挨拶・趣旨説明

14:05~14:45:講演1 家族葛藤と自殺:精神医療の現場から

講演者:田村 毅 氏(精神科医)

14:45~15:15:講演2 社会的養育のもとで育ったこども・若者の18歳以降サポートの現場から(仮題)

講演者:福本 啓介 氏(社会福祉法人 白十字会林間学校 あすなろサポートステーション 所長)

15:15~15:55:全体ディスカッション・一般参加者からの質疑応答

15:55~16:00:閉会挨拶

登壇者(敬称略)

講演者:田村 毅(精神科医)、福本 啓介(社会福祉法人 白十字会林間学校 あすなろサポートステーション 所長)

コメンテーター:森 丈弓(甲南女子大学人間科学部心理学科 教授)、渡辺 ゆりか(一般社団法人 草の根ささえあいプロジェクト 代表理事)、

コーディネーター:岡 檀(統計数理研究所 医療健康データ科学研究センター 特任准教授)

発表資料 発表資料(PDF版)を当日までに共有予定です。
アクセス先

開催日前日までに申し込みのメールアドレス宛にZoom URL等についてご連絡いたします。前日になっても案内メールが届かない場合は、お手数ですが事務局にお問い合わせください。

主催 日本自殺総合対策学会
共催 情報・システム研究機構 統計数理研究所 医療健康データ科学研究センター(予定)
後援

厚生労働省

厚生労働大臣指定法人・一般社団法人いのち支える自殺対策推進センター

その他

本講演会は、JST-RISTEX「SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム(社会的孤立・孤独の予防と多様な社会的ネットワークの構築)」の研究開発プロジェクト「行政・NPOの孤立・孤独対策現場知を支援する総合知に基づく学術体制構築」の一環で開催いたします。 

参考 Zoomウェビナーマニュアル(視聴者用)
問い合わせ先

日本自殺総合対策学会事務局 問い合わせはこちら

なお、電話での問い合わせはできません。また、ウェビナー接続等の技術的な問い合わせは、受け付けておりませんので、ご了承ください。

 

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